全体配置平面図(資料:国土交通省)
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全体の整備イメージ(資料:国土交通省)
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公園内の施設などのイメージ(資料:国土交通省)
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 福岡市の国営海の中道海浜公園におけるPark-PFI(公募設置管理制度)事業予定者に、三菱地所(東京都千代田区)を代表とする法人グループが選ばれた。構成法人は積水ハウス(大阪市北区)、公園財団(東京都文京区)、オープン・エー(東京都中央区)。

 事業の対象は、計画面積539.4haの海の中道海浜公園のうち、2つの海に挟まれた約159ha。国が入園料を徴収している「パークエリア」の一部だ。2019年8月に行われた事業者公募で、国は宿泊施設を設置する滞在型レクリエーション拠点の整備・運営事業の提案を求めた。

 三菱地所グループが提案した事業コンセプトは、「公園」と「非日常体験ができる旅」を組み合わせた「海の中道 パーク・ツーリズム」。収益部分の公募対象公園施設として、ヴィラと球体テントが点在する宿泊施設、レストラン&カフェバー、立体アスレチック施設、デイキャンプ(バーベキュー)、厩舎、ドッグラン、駐車場の合計3万825m2を、公共部分の「特定公園施設」として、交流施設、屋内遊び場、サニタリー棟の合計906m2を整備する。管理運営計画では、フレッシュ、遊び、学びといったテー マを挙げ、それに対応する多様なアクティビティを提案した。

 審査では、公園全体と周辺地域の活性化に向けた提案、利用者数の増加目標や管理コスト縮減策の実現性、利用者誘致の広報手段などが評価され、100点満点中81.2点を得た。次点はグラノ24K(福岡県遠賀郡岡垣町)で、評価点は65.7点。応募はこの2者だった。

 今後、5月頃に基本協定を締結、2021年春頃の運営開始を目指す。事業期間は約20年間。