利用イメージ(出所:那覇市)
[画像のクリックで拡大表示]

 沖縄県那覇市は、地域学校連携施設の利便性向上と学校職員の事務負担の軽減を目的に、市内2校(曙小学校、 銘苅小学校)で管理運営自動化(無人管理)に向けた実証実験を開始する。実験は不動産関連のITシステム開発のKeeyls(東京・渋谷区)と連携。同社から施設利用者が鍵の受け取りや返却をするための鍵箱「KEY STATION」と利用予約サービスの無償提供を受ける。これにより、施設利用者は鍵の受け取りや返却を、鍵を管理する人を介さずに行えるようになる。

 実証実験開始は2020年2月スタートを予定しており、6月30日まで効果や課題の検証を行ったうえで次年度以降の本格導入を検討する意向だ。

 那覇市は、地域における生涯学習を推進しており、市内28の小中学校にコミュニティ活動の拠点となる地域学校連携施設を設置している。多くの団体がPTAや地域のサークル活動、高齢者のデイサービスなどに施設を利用しており、同市が進める学校のオープン化やまちづくり活動の拠点として重要な役割を担ってきた。しかし、学校職員が夜間や休日に施設管理を行うなど、人的負担の解消が課題となっていた。

 Keeylsによるこの鍵管理システムは、企業の貸会議室や民泊などで実績がある。那覇市では、地域学校連携施設の管理運営自動化を行い、地域のまちづくり拠点を確保しながら持続的・安定的・効率的な施設管理の実現を目指し、今回の実証実験を行う。