イー・エージェンシー(東京都千代田区)と伊藤忠テクノソリューションズは2020年1月22日、地域の課題を解決するビジネスプランを検討するワークショップ型イベント「デジマ式Plus」をInnovation Space DEJIMA(東京都品川区)で開催した。Innovation Space DEJIMAは、伊藤忠テクノソリューションズが運営するオープンイノベーションのためのスペース。当日は山口県宇部市の担当者が地域の抱える課題をプレゼンした後、システムインテグレーター、通信キャリアの販売代理店、人材紹介サービスなどの参加企業5社が課題の整理と原因の洗い出しを行い、自社ができることを踏まえたうえで、それぞれの課題解決案を作成・発表した。

ワークショップからフォローアップまでの流れ(出所:イー・エージェンシー)
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山口県宇部市がプレゼンしたデジマ式Plus(1月22日開催)の様子(出所:イー・エージェンシー)
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 今回のデジマ式Plusは、第2回となる。第1回は2019年10月30日に仙台市をプレゼン役として開催された。2020年2月19日には長崎市をプレゼン役とする第3回の開催を予定しており、解決案を作成・発表する企業とともに、デジマ式Plusを第三者として視察する自治体も募集している。いずれも、会場はInnovation Space DEJIMA、主催はイー・エージェンシーと伊藤忠テクノソリューションズ。イー・エージェンシーは、地域創生のための地域密着型アイデアソン「さぶみっと!ヨクスル」も、自治体からの業務委託などの形で全国各都市において2016年4月から2020年1月まで約50回開催している。

 デジマ式Plusで課題解決案を作成・発表する企業の参加条件は、「地域課題に対してICTを駆使した提案を行える企業」「自治体に対して提案、事業化までを目指せる企業」「新規事業担当者を含む、3名で参加できる企業」。参加企業数は最大5社で、それ以上の申し込みがあった場合は抽選で参加企業を決定する。運営費は、イー・エージェンシーと伊藤忠テクノソリューションズが「新規のビジネスシーズを探すために」(イー・エージェンシー担当者)負担しており、企業の参加費は無料。自治体の参加費についても、現状では無料としている。

 デジマ式Plusで提案された課題解決案は、自治体による選定や提案企業との個別ミーティングを経てブラッシュアップされ、最終的に具体的なビジネスプランとして企業から自治体に提案される。第1回については、仙台市が参加企業4社のうち2社の提案を選定し、具体的なソリューションの提供に向けて個別ミーティングなどで継続的にやり取りしている段階だという。

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