大阪府河内長野市は、市内の南花台地区で計画しているサッカースタジアムを中心としたスポーツ公園の整備について、民間事業者から意見を求めるサウンディング型市場調査を実施する。調査は2月7日から9日の期間にウェブ会議で実施する。質問の受付は2月1日まで。参加申し込みは2月3日まで。

河内長野市と南花台の位置(出所:河内長野市)
河内長野市と南花台の位置(出所:河内長野市)
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UR南花台団地集約事業に伴う跡地活用について(出所:河内長野市)
UR南花台団地集約事業に伴う跡地活用について(出所:河内長野市)
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サッカースタジアムは女子サッカーチーム「スペランツァ大阪」が本拠地として活用する予定(出所:河内長野市)
サッカースタジアムは女子サッカーチーム「スペランツァ大阪」が本拠地として活用する予定(出所:河内長野市)
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 対象地は南花台地区にあるUR都市機構の団地跡地。2017年にUR都市機構は一部の団地を集約する「UR南花台団地集約型再生事業」をスタートした。その際、ワークショップやヒアリングなどで地域住民の意見を取り入れながら、団地の集約で発生する跡地の活用について検討を進めていった。その結果、地域の活性化やまちの魅力向上を目的として、なでしこリーグ1部に所属する女子サッカーチーム「スペランツァ大阪」の本拠地となるサッカースタジアムを建設するとともに、南花台地区内に点在する14の既存公園を再編して新たな公園とし、一体的にスポーツ公園として整備する方針が定まった。

  スタジアムと新設公園は2023年度から整備を開始する予定で、2025年度のオープンを目指す。既存公園の跡地についても、2022年度以降、利活用に向けて可能性調査や事業者選定などを行っていく。

 調査項目は、大きくは(1)公園の利活用・管理について、(2)サッカースタジアムと公園の整備についての2点。

 (1)の対象者は物販・飲食関係(カフェ、小売店など)とスポーツ関係(ランニングステーションなど)事業者を想定。新設公園については利活用の可能性や事業スキームなどについて、既存公園については現状に対する評価・課題と利活用の可能性や事業スキームなどについて聞く。(2)は、ゼネコンなど建設事業者を対象とし、サッカースタジアムと新設公園のそれぞれについて、魅力的な施設とするためのアイデアや整備への参加関心度などを聞く。

 南花台地区はUR団地・商業店舗を中心に戸建て住宅が展開する98万m2の広さの開発団地だ。1982年のまち開きから約40年が経過し、人口減少と住民の高齢化が進んでいる。一方で同地区は2014年から、地域住民が住み慣れた場所で多世代と交流しながら暮らし続けることができるまちを目標とした、住民本位のまちづくり「スマートエイジング・シティ」団地再生モデル事業を実施してきた。空き店舗を活用した地域の拠点である「コノミヤテラス」を中心として、様々なまちづくり活動が進められている関連記事