交流館と湿地ふれあい広場の平面図(資料:豊岡市)
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交流館の多目的室(左上)、屋根付広場(右上)、湿地ふれあい広場の湿地(右下)、ポケットパーク(左下)(写真:豊岡市)
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 兵庫県豊岡市は、市立加陽(かや)水辺公園の活用事業者を選定する、公募型プロポーザルを実施する。2月8日に現地見学会を開催(参加申し込みは2月4日まで)、応募は2月22日、企画提案書は3月8日まで受け付ける。3月15日にプレゼンテーションによる審査を行い、19日に結果を通知、3月下旬に契約を結ぶ予定だ。4月上旬の事業開始を目指す。

 加陽水辺公園は2017年6月に開園、1万315m2の「湿地ふれあい広場」と敷地面積1625m2、床面積190m2の「交流館」から成る。国土交通省が整備した加陽湿地に隣接し、地域のシンボルである大市山、大師山にも近い。

 現在、公園は市が管理・運営し、一部業務を地域コミュニティ組織に委託している。これまでに国や市、NPO、地元団体による環境教育や自然体験イベント、朝市などに利用されてきた。しかし、まだ豊かな自然を十分に活用できていないとして、市は2020年にサウンディング型市場調査を実施、事業内容や実施条件などの提案を得た。今回の公募型プロポーザルは、この結果を踏まえたものだ。

 事業の費用は事業者負担で、期間は10年。満了後の継続は市との協議による。また、併せて「交流館」に隣接する芝生広場(市有地・最大460m2)の活用提案も受け付ける。市有地の貸し付け料は1m2あたり年額529円。

 豊岡市では募集する事業内容について、「公園の設置条例第1条に規定する目的(住民が、コウノトリも住める豊かな水辺環境を親しみ憩い、人と自然との共生及び自然再生について学び感じる拠点を創出し、もって地域の活性化に寄与する)の達成に資する」「加陽湿地等との一体的な利活用を可能とする」「“自然を活かした体験的な学びの場”として活用する」「地域住民や地域コミュニティとの連携・協働が期待できる」という4点を求めている。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/012601858/