施設の想定配置図とイメージ(資料:川崎市)
施設の想定配置図とイメージ(資料:川崎市)
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 川崎市は1月20日、富士見公園(川崎市川崎区富士見町1・2丁目他、17万488m2)の再編整備事業において基本計画を策定し、要求水準書案と公募設置等指針案を公表した。これに伴い、2月10日(木)に公募参画希望事業者を対象とした個別対話を実施する。実施場所は、川崎駅前タワー・リバーク17階の会議室。2月3日17時までにメールで申し込む。

 事業は、基本計画に定める将来像の実現へ向けた5つの整備方針に基づき、PFI(BTO 方式)による再編整備と公募設置管理制度(Park-PFI」とを併用して実施する。Park-PFI事業の範囲は、(1)公募対象公園施設と利便増進施設の設置及び管理運営業務、(2)特定公園施設の設置、(3)整備及び市への引渡し業務、(4)各種申請等業務、(5)その他、上記の業務を実施する上で必要な関連業務の5つ。認定計画事業者は公募対象施設の設置・管理運営とともに、特定公園施設の整備を行い、特定公園施設を市に無償譲渡する。譲渡後、PFI事業として事業者が維持管理・運営を行う。

 市は公募対象公園施設として、富士見通り北側エリアのテニスコート周辺と富士見通り南側エリアの芝生広場の2箇所にカフェ・レストランを設置することを要求している。特定公園施設についてはアメニティ施設の設置を必須として、ベンチやパーゴラなどの休憩施設、遊具等を任意で追加提案することができる。また、任意提案の利便増進施設として看板や広告塔、自転車駐車場の設置を可能としている。

事業方針の概要図(資料:川崎市)
事業方針の概要図(資料:川崎市)
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 事業期間は、事業契約等締結日から2043年3月31日までの20年間を想定。今後、市は事業者の公募を行い、年内に基本協定や事業契約等を締結して2024年10月から各施設の供用を開始したい予定だ。

 富士見公園は1940年に供用を開始し、川崎市で最初に誕生した都市公園。これまで緑地や広場の少なさ、施設の老朽化などを課題として整備を推進してきた。2020年に周辺地区を対象に「富士見周辺地区整備推進計画」を策定、2021年11月の基本計画案へのパブリックコメント募集を経て、今回の基本計画の策定、公募指針案などの公表に至った。