福島県磐梯町は2022年2月、町内の小中学校にコミュニケーションアプリ「コドモン」を導入する。コドモンは、保護者・施設間での連絡や情報共有をするアプリ。磐梯町はすでに2020年から、町内の保育園、幼稚園、児童館にコドモンを導入して、保護者と施設とのコミュニケーションや情報共有に活用している。今回、小中学校にもコドモンを導入することで、乳幼児から義務教育終了までのすべての公立保育・教育施設において、同一アプリで連絡・情報共有できる環境が整う。

コドモンの画面イメージ(出所:磐梯町)
コドモンの画面イメージ(出所:磐梯町)
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 磐梯町ではコドモンを、保護者から施設への遅刻・欠席の申請、施設から保護者への「連絡帳・おたより」の情報通達などに利用する。保護者にとっては、施設への遅刻・欠席の連絡が楽になるほか、施設からの情報を家庭内で簡単にシェアできるようになる。施設の職員にとっては、遅刻・欠席連絡のデジタル化による電話対応の減少、連絡帳・おたよりの印刷・配布作業の廃止、園児・児童・生徒の情報の一元管理、職員間の連絡機能などで、業務の省力化・効率化が期待できる。

コドモンの機能。状況に応じて、必要な機能を選んで利用する(出所:コドモン)
コドモンの機能。状況に応じて、必要な機能を選んで利用する(出所:コドモン)
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 コドモンは、スマートフォン、タブレット、パソコンのブラウザーを通じて情報を入力・参照する。コドモンのサービスを運営するコドモン(東京都港区)によると、2022年1月27日時点で全国1万250の施設がコドモンを導入している。磐梯町では2022年2月以降、磐梯第一小学校、磐梯第二小学校、磐梯中学校、磐梯町幼稚園(3~5歳児)、磐梯町こども館(3~5歳児預かり保育)、磐梯町児童館(小学生放課後児童クラブ)、磐梯町保育所(0~2歳児)の7施設がコドモンを利用する。乳幼児から義務教育終了まですべての公立保育・教育施設でコドモンを導入する自治体は、全国初になるという。