多摩中央公園リニューアルについてのリーフレット(資料:多摩市)
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多摩中央公園の位置(資料:多摩市)
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市と民間事業者の費用負担と役割分担
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 多摩市は、多摩ニュータウンの中央に位置する多摩中央公園の改修に合わせて、Park-PFIによる施設整備を行う民間事業者を募集する。2月5日に現地説明会を開催(参加申し込みは2月3日まで)、3月下旬に個別対話を実施したうえで、4月19日~23日に参加表明書を受け付ける。計画書の受け付けは5月24日~28日。7月中旬にプレゼンテーションを行い、9月下旬の基本協定締結を目指す。改修後の公園の全面供用開始は2025年1月頃、Park-PFI事業期間は43年3月末までを予定している。

 多摩中央公園(以下、公園)は1987年開園。多摩市は多摩センター地区全体の活性化拠点とすることを目指している。しかし、現状の公園の利用率は高くなく、周辺に複数の教育機関があるにもかかわらず、若年層の利用が少ない。

 現在、公園内ではパルテノン多摩のリニューアル、中央図書館新設の計画が進行中だ。市は、これらと合わせて、Park-PFIによる民間収益施設の設置を図る。カフェや飲食店に限らない、公園の賑わいと活力・魅力の向上に資する提案を期待している。公園改修後の管理運営には、指定管理者制度を導入する予定だ。なお、公園改修の基本方針には「継承」「安全・安心」「多様性」の3つを挙げている。

 募集事業の範囲は「公募対象公園施設(民間収益施設)の設置及び管理運営」「市立グリーンライブセンターの建築部分と、園路や植栽など特定公園施設の実施設計及び改修整備」「 特定公園施設の管理運営」。このうち、特定公園施設の管理運営は22年4月から開始し、改修工事期間中の部分開園も管理運営も担う。イベントなど自主事業の提案も可能だ。また、市は20年12月に公園内施設の連携協議会を設立する計画で、事業者にはその運営業務も求める。さらに、任意提案として「利便増進施設の設置及び管理」「パルテノン多摩飲食スペースの運営」を挙げている。

 民間収益施設の公園使用料は1m2あたり年額3600円(税込み)。特定公園施設の設計・整備費用については、提案時に積算額と市の負担額の提示を求め、評価に反映する。市の事業費総額上限額は、グリーンライブセンター改修、特定公園施設管理運営・連携協議会運営を含めて30億9907万2000円(税抜き)。