「チョイソコかこがわ」の実証実験で運行する車両(出所:加古川市)
「チョイソコかこがわ」の実証実験で運行する車両(出所:加古川市)
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乗り合い送迎サービスのイメージ(出所:加古川市)
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 兵庫県加古川市は、2021年1月13日から乗り合いデマンドタクシー「チョイソコかこがわ」の実証実験を開始した。運行区域は八幡町を中心としたエリアで、利用のための会員登録ができる対象は八幡町と上荘町国包、市が認める一部地域の在住者。期間は2021年9月30日までの予定で、平日8時~16時の間、運賃は無料で運行している。ただし、無料期間は変更の可能性がある。

 市によると今回の実証実験は、今後の本格運行に向けての実験という位置づけで、昨年8月31日にネッツトヨタ神戸(兵庫県尼崎市)と「移動支援による地域活性化に関する協定」を結んでいる。また実施にあたっては、ファイブスタータクシー(兵庫県三田市)に運行を委託した。交通手段が不足する地域においてオンデマンド型の乗り合い送迎サービスを導入することで、交通不便を解消し、高齢者などの外出促進につなげる狙いだ。

 サービスを利用するには事前の会員登録が必要となる。登録後、1カ月前から利用当日の1時間前まで(8〜10時に利用したい場合は前日の17時まで)に予約受付センターに電話し、名前、利用希望日、乗り場と行き先の停留所、着きたい時刻を伝えて予約することで利用可能となる。

 チョイソコは、アイシン精機(愛知県刈谷市)の提供するオンデマンド型乗り合い送迎サービス。「チョイソコとよあけ」(関連記事)をはじめ、2020年10月時点で10の自治体が導入している。 事業スキームは各自治体によって異なり、バス事業者などの民間事業者が主導するケース、住民からの声が挙がり導入されたケースなどがある。地域ごとの事情に対応してエリアスポンサーや地域の運行事業者の協力を得ながら展開している。