国土交通省は、まちづくりの様々な取り組みの中から特に優れたものを表彰する「まちづくりアワード」を創設した。現在、第1回の表彰団体を募集中だ。締め切りは3月18日。募集対象は、民間企業や大学の研究室なども含めたまちづくり団体、地方自治体などだ。

 表彰部門は、まちづくり活動の実績を表彰する「実績部門」、まちづくりのアイデアを表彰する「構想・計画部門」、まちづくりの功労者を表彰する「功労部門」の3つ。第1回の今回は、「実績部門」と「構想・計画部門」で団体を募集する。
 
 両部門とも、都市の様々な課題解決や地域の良好な環境の創造、地域の価値の維持・向上などを実現している先導的な取り組みや、デジタルなど新しい技術を活用した先進的な取り組みなどを対象としており、実績部門では、これらを継続して行い、優れた実績を上げている団体を、構想・計画部門では、未来につながる優れた構想・計画を策定し、その実現を目指す団体を表彰する。

対象となる取り組み

【実績部門】
都市の種々の課題解決や、地域における良好な環境の創造、地域の価値の維持・向上な どを実現している先導的な取り組み。

  • <取り組み例>
  • ・街並みのルール策定及び保全
  • ・空き店舗や空き家等の低未利用空間の有効活用促進(リノベーションなど)
  • ・都市の総合交通連携及び低負荷交通の導入
  • ・新技術の導入や都市施設間の連携による省エネルギー化
  • ・水と緑のネットワーク化
  • ・居心地が良く歩きたくなるまちなかづくりを推進するための取り組み
  • ・コンパクトなまちづくりを推進するための総合的な取り組み
  • ・従来に無いアイデアによる魅力的な街づくりの取り組みなど

【構想・計画部門】
自らが掲げる「テーマ」(以下の①~⑩から1つ以上選択)に基づき作成した、まちづくりの構 想や計画

  • ①既存公共ストックの活用
  • ②健康(医療)・福祉・子育て
  • 安心・安全(防災、交通安全、バリアフリー等)
  • ④多様な交通との連携
  • ⑤低炭素社会、ウォーカブル
  • ⑥多様な主体の協働による取り組み
  • ⑦持続可能なまちづくり
  • 非集約エリアのあり方
  • ⑨スマートシティ
  • ⑩その他(自由記述)

 評価は、実績部門ついては、先導性、先進性・独自性、公益性、多様性、継続性、効果を、構想・計画部門については、先導性、論理性、統合性、実現性、発展性・将来性を観点に行い、部門ごとに国土交通大臣賞1件、特別賞数件を選出する。受賞者に対しては、6月に国土交通省が開催する表彰式で表彰を行う予定だ。

 「まちづくりアワード」は、国土交通省が従来から実施してきたまちづくりに関する啓もう活動、毎年6月の「まちづくり月間」の一環で行ってきた関連表彰をリニューアルしたもの。各地のまちづくり活動を応援するとともに、受賞した様々な好事例を広く紹介することで、全国のまちづくりに向けた取り組みが推進されることを目指す。