Google Maps経路検索の結果にお得な乗車券へのリンクを表示する(出所:北海道庁の楽天ブログ「超!!旬ほっかいどう」)
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 北海道は、Google Mapsの経路検索と連携して、道南エリアで運行する路線バス、鉄道・路面電車などの乗り放題チケットを購入できるサービス「DohNa!!(ドーナ!!)」の実証実験を実施中だ。DohNa!!サイトでの乗り放題チケット販売は、2020年1月30日にスタート、2月以降にGoogle Mapsと連携できるエリアを順次拡大していく。実証実験の実施期間は今のところ20年2月末までだが、「その後も続ける可能性が高い」(北海道総合政策部交通政策局交通企画課)という。

 DohNa!!では、ユーザーがスマートフォンでGoogle Mapsの経路検索をすると、利用できる乗り放題チケットがある場合、検索結果の画面下に「お得な乗車券のご案内」に誘導するお知らせリンクを表示する。リンク先には「××1日乗車券」などのチケット名とそのチケットを購入できるDohNa!!サイトのURLがあり、ユーザーがDohNa!!で購入したチケットをスマホの画面に提示すると、チケットの対象である公共交通サービスを利用できるようになる。チケット購入には事前の会員登録が必要で、支払いにはクレジットカードを使用する。

DohNa!!乗り放題チケットの買い方・使い方(出所:北海道庁の楽天ブログ「超!!旬ほっかいどう」)
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 DohNa!!には11の交通事業者が参加。内訳は、バスが函館バス、函館タクシー(函館帝産バス)、大沼交通、北海道観光バス、鉄軌道がJR北海道函館支社、道南いさりび鉄道、函館市企業局交通部、フェリーがハートランドフェリー、津軽海峡フェリー、青函フェリー(共栄運輸と北日本海運の共同運航)。DohNa!!サイトが販売する乗り放題チケットには1月31日現在、函館市の市電1日乗車券、市電24時間乗車券、函館バス専用1日乗車券、市電・函館バス1日乗車券、市電・函館バス2日乗車券がある。

 Google Mapsとの連携は、国際的な標準フォーマット「GTFS」(General Transit Feed Specification)を用いた時刻表や運行経路などのデータを各交通事業者が作成し、Google Mapsの拡張機能に設定することで実現する。DohNa!!サイトの開発・運用、Google Mapsとの連携は、北海道からの業務委託を受けたウェルネットが担当している。