東京都町田市と東急電鉄は1月26日、2019年秋にまちびらき予定の「南町田グランベリーパーク」の計画が、国際的な環境認証制度「LEED ND」において、ゴールド予備認証を取得したと発表した。対象エリアに駅を含むゴールド予備認証取得は国内初という。

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配置図と認証範囲(資料:町田市、東京急行電鉄、配置図は2018年3月22日発表時点)
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「南町田クランベリーパーク」俯瞰イメージと商業施設内の広場イメージ(資料:町田市、東京急行電鉄)

 「LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)」はアメリカのグリーンビルディング協会が所管する環境評価成果指標で、「LEED ND(Neighborhood Development:まちづくり部門)」は複合的なエリア開発の計画から設計・施工までを対象とする。評価は標準認証、シルバー、ゴールド、プラチナの4段階だ。

 「南町田グランベリーパーク」は、東急電鉄田園都市線・南町田駅と、その周辺に位置する鶴間公園、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心とした再開発計画。町田市と東京電鉄が連携し、道路、公園、商業施設、駅を一体的に再整備する。駅と公園と商業施設が隣り合う条件を活かし、町全体をひとつの「パーク(公園)」に見立てて「新しい暮らしの拠点」づくりを目指す。敷地面積は約22.2ヘクタール。商業施設の延べ面積は15万1000m2で約200店舗が入居予定だ。町田市が公民連携で計画する「パークライフ・サイト(仮称)」には、本を媒介とした交流施設「まちライブラリ―」、スヌーピーミュージアムなどが入居予定となっている。

 「LEED ND」では、歩行者ネットワークの整備や、グリーンインフラを活かしたランドスケープデザインが評価された。具体的には、公園と商業施設を分断していた車道の配置を変え、安全な歩行空間をつくること、駅の南北・商業施設・公園をバリアフリーにつなぐ通路の整備、自然環境を活かした雨水管理計画などだ。

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園と商業施設を分断していた車道の配置を変え、安全な歩行空間をつくる計画などが評価された(資料:町田市、東京急行電鉄)

 今後は、「南町田グランベリーパーク」完成後の「LEED ND」本認証取得、南町田駅(2019年度中に「南町田グランベリーパーク駅」に改称予定)の「LEED NC(New Construction:新築部門)」のゴールド認証取得を目指す。

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