静岡県島田市は、2020年12月に募集要項を公表した「金谷地区生活交流拠点整備運営事業」の公募日程を後ろ倒しに変更した。同事業は市西部の金谷地区に新しく生活交流拠点を建設・運営するPFI事業で、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が行われたことを踏まえての措置だ。募集要項等に関する質問・意見の締切りを2月19日(参加資格関係)と26日(参加資格関係以外)に、参加表明書および参加資格確認書類の受付締切りを3月8日とした。6月4日に提案書受付を締め切り、7月20日に優先交渉権者を決定・公表する。事業期間は、事業契約締結日(2021年9月を予定)から2038年3月1日まで。

事業対象地の位置(資料:島田市)
事業対象地の位置(資料:島田市)
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事業対象地の現況(資料:島田市)
事業対象地の現況(資料:島田市)
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 同市は2020年度中の解体を予定する旧金谷庁舎の跡地に、市役所支所、地域包括支援センター、住民健診、子育て支援などの機能を持つ生活交流拠点を建設する計画だ。周辺には生涯学習センターみんくる(公民館・図書館)、金谷体育センター、三代島第1公園があり、これらの一体的な運営を目指している。新施設の設計・建設・工事監理と、新施設完成後の既存施設と併せた運営・維持管理は、PFI事業とする方針だ。新施設は完成後、市に所有権を移転するBTO(Build-Transfer-Operate)方式。PFI事業者は指定管理者として運営に携わる。

  PFI事業者の収入は、新施設整備の対価、指定管理料、施設の利用料金。独立採算による自主事業も認められる。ほか、クラウドファンディングなどの寄付を施設整備や運営の原資に充ててもよい。

 特に、運営事業のうち、ソーシャル・キャピタル(ネットワーク・信頼・社会参加などの社会関係資本)の醸成・向上を図る業務については、SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)を導入し、PFI事業者へのサービス対価の支払いの一部を成果連動型の報酬とする計画だ。

 島田市では、SIBの成果指標策定のベースとするため、ソーシャルキャピタルの現状についての市民アンケートを実施している。今後、事業者決定後に直接事業に関連する質問を加えてアンケートを行い、さらに3年後をめどにアンケートを実施することで、市民のソーシャルキャピタルの改善度合いを測る計画だ。

■訂正履歴
初出時の公募日程関連の情報を修正し、タイトルを変更ました。 [2021/2/5 8:12]

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/020401873/