設置予定者からの提案内容。全体整備イメージ図(資料:むつ市)
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選定委員会による評価の結果(資料:むつ市)
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スポーツ用品ショップなどが入居予定の「むつ市総合アリーナ」の外観イメージ(資料:むつ市)
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 青森県むつ市は、おおみなと臨海公園内で進めているPark-PFI事業(公募設置管理制度)について、山内土木(むつ市)を施設の設置予定者に選定した。公園内に、収益施設として24時間対応のフィットネスジムなどを建設する計画だ。2020年4月の供用開始を目指す。今後は、2019年2月下旬に基本協定を締結し、2019年2月末から2020年3月末の期間に工事を実施。2020年4月に供用を開始する予定だ。

 おおみなと臨海公園は、むつ市の中心部に位置する総合公園で、面積は約13万8000m2だ。健康スポーツ施設のむつ市ウェルネスパークや多目的広場のウェルネスはらっぱる、建設中のむつ市総合アリーナなどの運動施設が充実しているほか、防災拠点としても重要な役割を担っている公園だ。新たな総合アリーナの整備と合わせて、公園とエリア全体の魅力向上を目指し、民間事業者の力を活用することにした。

 山内土木の提案は、公募対象公園施設として総合アリーナ内にスポーツ用品ショップと自動販売機を設置し、公園内の総合アリーナに近接する場所に24時間対応フィットネスジムやカフェ、コワーキングスペースからなる施設を建設するというもの。特定公園施設は、建設中の総合アリーナとむつ市ウェルネスパークの間の空間を広場と通路として整備する計画で、運動器具を配置したストレッチエリアや、ミニ劇場を設けたイベント広場エリアなど5つのエリアにゾーニングし、良好な景観を形成する広場として整備する案を提示した。通路は、バリアフリー化による安全性を確保した通路を設置する計画だ。

 提案によりスポーツ用品ショップなどが入居予定の総合アリーナは2020年4月供用を目指し工事中だ。規模は地上2階建て・延べ面積7906.82m2。最大でバスケットコート3面を同時使用した大型大会の開催が可能な規模である。2階にはメーンアリーナの周囲に約1000席の観覧席とそれを巡る約200m/周のランニングコースを配置している。総事業費は約45億円(基本設計時想定・税込み)。

 今回のむつ市の公募は、2018年12月から2019年1月にかけて、公募設置管理制度に基づき公募対象公園施設や特定公園施設、利便増進施設の設置と、これら施設の管理運営を担う事業者の公募を実施。応募は山内土木の一者のみで、提案が評価基準点を上回ったため選定された。講評では新事業の提案を評価する一方で、収支計画とリスク管理のさらなる検討も求めている。