北九州市は、市唯一の動物公園「到津(いとうづ)の森公園」のPark-PFIによる南側エントランス整備で、大和リース北九州支店(北九州市小倉北区)を事業予定者に選定した。2021年10月に公募を開始し、同社のみが提案書を提出、審査結果は1350点満点中1044点だった。3月に基本協定を締結、7月に着工し、2023年3月末の供用開始を目指す。事業期間は2042年までの約20年間。

 到津の森公園は、福岡県営中央公園内の有料区域で面積10.6ha。園内に90種類の動物が展示され、年間約40万人が訪れる。うち、今回のPark-PFI事業の対象は南側エントランス一帯で、事業範囲は飲食店・駐車場など公募対象公園施設の設計・整備・管理運営と、エレベーターなど特定公園施設の設計・整備・譲渡だ。特定公園施設は譲渡後、指定管理者が運営する。

到津の森公園南側エントランス整備イメージ(出所:北九州市)
到津の森公園南側エントランス整備イメージ(出所:北九州市)
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 大和リースの提案は、入園者以外も利用できるドライブスルーのカフェ(スターバックスコーヒー)の整備・運営と、特定公園施設として「キリンエレベーター」(等身大のキリンの絵が描かれたエントランスに向かうエレベーター)、キッズトイレや授乳室のある受付棟、アニュマルモニュメント、広場などの整備だ。北九州市の負担額は、特定公園施設の整備費の9割に相当する2億800万円。