東京都西東京市は、西東京市民会館の跡地活用について公募型プロポーザルを行い、「戸田中央医科グループ」を最優秀提案者に選定した。同グループの代表団体は立花商事(埼玉県戸田市)、構成団体は時正会(西東京市)とTMG本部(戸田市)。2022年4月に基本協定を締結し、2024年4月に施設の供用を開始する予定だ関連記事

建物の正面イメージ図(資料:西東京市)
建物の正面イメージ図(資料:西東京市)
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建物の断面イメージ図(資料:西東京市)
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 公表された事業提案概要によると、「『こころ』に潤いと豊かさを『からだ』に健康をもたらす」健康増進施設「TA MA GO」を建てて運営する。建物は地上4階建てで、1階にはクリニックのほか、カフェ・健康レストラン、えほん図書館、学習スペースを設ける。2階は健診センター、3階は透析クリニックと在宅支援施設などが入る予定。4階は多目的室とギャラリー、ルーフガーデンとして、地域に開かれた施設にする計画だ。

 西武新宿線田無駅から徒歩8分の場所にあった西東京市民会館は、建物の老朽化が著しく耐震性の課題もあって、2019年3月に閉館。2021年8月に募集を開始した公募型プロポーザルには2者から応募があったが、事業提案審査に書類を提出したのは戸田中央医科グループの1者のみ。審査の結果、得点率65.2%という評価で最優秀提案者に決まった。

 市が示した事業スキームによれば、市が市有地に事業用定期借地権を設定し、事業者に貸し付け、事業者は自らの負担で施設を整備・所有し、維持管理と運営を行う。公共施設部分は、市が事業者から借り受けて運営する。公共施設部分の借り受け期間は30年以上。戸田中央医科グループの提案では、地代(月額)は148万600円、公共施設部分の賃料(月額)は149万2000円(税抜き)となっている。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/021802323/