名古屋市は2月18日、名古屋・栄の久屋大通公園の南エリアにある「栄バスターミナル」跡地の暫定利用について、応募2者のうち、中日新聞社ら5社のグループを最優秀提案者に選定した。スポーツをテーマにした大規模イベントを開催できる広場や飲食店舗などを2020年1月に開業予定だ。

最優秀提案者(代表構成法人:中日新聞社、構成法人(4社):三晃社、中部土木、電通 中部支社、名古屋三越)による提案のイメージパース(資料提供:名古屋市)
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 名古屋市では、2019年3月に栄バスターミナルをオアシス21周辺に移転。それを機に、栄バスターミナル跡地約3930m2を都市公園に変更。久屋大通公園南エリアの本格整備に先立ち、2019年度から2022年度末までの3年間、同跡地を集客・交流拠点として暫定的に活用する民間事業者を公募していた。市の栄グランドビジョンによると、栄バスターミナルのある南エリアは「にぎわいの空間」と位置付けられている。

栄地区グランドビジョンのおける久屋大通公園のエリア別空間イメージと栄バスターミナルの位置(資料:名古屋市)
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 公募内容は、市から設置許可を受けた事業者が、区域内に自ら所有し運営する収益施設を整備・管理運営するとともに、市から管理許可を受けて管理する広場などの施設を整備後に市へ譲渡して運営管理を行うというもの。市が掲げた基本コンセプトは、(1)平日も含め、多くの市民や観光客が集う拠点、(2)東京オリンピック・パラリンピックなどと連動したイベント開催などだ。

 中日新聞社らによる提案では、広場には、遮熱性コルク舗装の70mトラックや円形ステージなどを整備。収益施設にはバーベキューレストラン、カフェ、コンビニエンスストアなどを設置する。

  また、同グループは、年間100万円・税抜きのネーミングライツとして、愛称「ミツコシマエ ヒロバス」(パートナー候補者:名古屋三越)を提案。名古屋市では3月18日まで、ネーミングライツ・パートナー候補者に関する市民意見を募集している。