埼玉県飯能市は、農林産物加工直売所の新たな事業展開に向け、サウンディング型市場調査を実施する。飯能市の農林産物加工直売所は、年間約37万人の観光客が訪れる名栗地区に位置する。市は、従来の農林業振興・地域活性化に観光の視点を入れ、地域創生の拠点としたい考えだ。既存施設に隣接地約1haを加え、新たな事業展開を目指す。指定管理者が新事業と加工直売所を一体運営する想定だ。

現行の加工直売所の位置は白く塗りつぶした部分。新事業の対象地は赤枠で囲んだ部分となる(資料:飯能市)
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現行の加工直売所の外観(資料:飯能市)
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加工直売所の位置図(資料:飯能市)
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 参加申し込み受け付けは3月5日まで。3月6日~29日に提案書を受け付け、4月4日・5日(予備日4月8日)に対話を行う。これに先立ち、2月28日に現地見学会・説明会を開催する(参加申し込みは2月26日まで)。対話の内容は、2020年度からの指定管理者の公募内容に反映予定だ。提案した内容が「市が実施すべきものとして決定した事業」として採用された場合、提案した事業者は指定管理者の公募における審査で加点が受けられる。

 新事業の運営方針は以下の4つ。対話では、この4項目すべてに合致する事業提案を求める。

  1. 観光的視点を取り入れた様々な体験を通じ、市内外から多くの者が集い、自然(森林、清流)との触れ合い、人々との交流のできる地域の交流拠点
  2. 農業や林業に触れる機会を提供するなどし、地域の農林業の振興を図る拠点
  3. 「北欧文化」を体感できる空間と機会を提供する拠点
  4. 地域と連携し、地域とともに発展する、地域活性化の拠点