「アイカサ」の使用イメージ(写真:神戸市)
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「アイカサ」アプリを活用した利用の流れ(写真:神戸市)
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 神戸市は阪神電気鉄道、Nature Innovation Groupと傘のシェアリングサービス「アイカサ」を関西で初めて導入する。実施期間は2020年4月から2022年3月までの2年間で、神戸市内の三宮や元町、阪神線の駅を中心とする約80カ所に2000本の傘を設置する予定だ。

 利用者は1日70円で傘をレンタルし、「アイカサ」の傘立てであればどこでも返却が可能。利用者の利便性向上のほか、市内の回遊性向上、ビニール傘の廃棄物削減などの効果も見込まれる。

 また、神戸市はSDGsを進めていくため、経済にも環境にも貢献する真のシェアエコシティを目指している。サービスの実施にあたり2社と「シェアリングエコノミーを活用したまちづくり実証事業に関する三者連携協定」を締結。実証事業によって得られるデータを、(1)まちの利便性・快適性向上による地域経済・沿線活性化、(2)実証事業により得られるデータを活用したまちづくり・地域課題の解決、(3)市民のエコアクション促進(環境アプリとの連携)、(4)市内学生の起業・経営マインド育成、(5)市内福祉作業所の参画機会提供、という5つの目的に活用していく。

 Nature Innovation Groupが展開する「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した日本初の傘シェアリングサービスである。突発的な雨にもビニール傘を購入せずに済み、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却できるのが特徴。これまで渋谷や新宿をはじめとした東京都内全域と横浜市、福岡市など計5エリアにて展開しており、スポット数は約800カ所、登録ユーザー数は8万人を超える(2020年2月17日時点)。