福岡市は、指定管理者制度の運用の見直しに向けて、セミナーとサウンディング型市場調査を実施する。セミナーは3月19日、サウンディング型市場調査は3月19日・20日に開催。いずれも参加申し込みは3月12日まで。指定管理者制度を所管する福岡市総務企画局行政マネジメント課が担当する。

 現在福岡市は、多くの施設で指定管理者制度を採用している。しかし、制度導入から10年以上が経ち、環境も変化していることから、運用の見直しを検討中だ。より多くの事業者が参画でき、民間ならではのアイデアやノウハウを発揮しやすくするため、事業者の意見を求める。

 市場調査の対話項目は下記の通りだ。参加事業者は、これら項目から特に対話したい内容を選択する。

指定管理者制度の運用の見直しに関する対話項目
  1. 公募について
    (1)募集要項について
    ――より柔軟な提案を引き出す応募資格や仕様書、審査方法など
    (2)募集期間、募集の周知方法について
    ――より効果的な募集方法に関する提案など
    (3)指定期間について
    ――具体的な施設を例にした管理運営に最適な期間の考え方など
    (4)その他、より多くの事業者の参画に向けた公募方法の提案など
  2. 民間ノウハウを活用した市民サービスの向上について
    (1)自主事業の取り扱いについて
    ――事業実施にあたっての効果的な工夫や取り組みなど
    (2)利用料金制度の導入について
    ――導入のメリット、デメリット、導入する場合に留意すべき事項など
    (3)インセンティブ制度について
    ――より事業者のモチベーションの向上につながるインセンティブ制度(次回選定時の加減点等)の提案など
    (4)その他、市民サービスの向上につながる提案など
  3. 効果的・効率的な管理運営、モニタリングについて
    (1)経費縮減、歳入確保のための効果的な取り組みについて
    (2)モニタリング制度について
    ――市民サービス向上につながるより効果的・効率的なモニタリングのあり方、自己モニタリングについての提案など
    (3)その他、効果的・効率的な管理雲恵里に向けての提案など
  4. その他
    上記のほか、制度の運用改善に向けた意見・提案

 対話は指定管理者制度全般に関するものを想定しているが、個別施設に対しての意見・提案は、対話終了後に各施設担当課と共有することになっている。なお、3月19日開催のセミナーのテーマは「福岡市の指定管理者制度について」と「指定管理者制度への民間事業者参画の推進について」である。