茨城県かすみがうら市は、2020年度中に供用開始予定の健康増進施設「(仮称)かすみがうら市ウエルネスプラザ」の整備にあたり、サウンディング調査を実施する。同施設の維持管理や、健康増進拠点としての事業展開やノウハウなどのアイデアについて聞き取りをする。

 聞き取り調査は3月19日に実施する(予備日を20日に設ける)。参加申し込みは3月15日午後5時まで。これに先立ち、事前説明会を3月13日に実施する。こちらの申し込は3月11日午後5時まで。

健康増進施設「(仮称)かすみがうら市ウエルネスプラザ」整備後の平面図(資料:かすみがうら市)
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 かすみがうら市は健康増進のまちづくりを掲げているが、市民生活に関連の深い健康や福祉に関する公的施設は市内に分散し、サービス提供体制に課題があった。このため、市のほぼ中心部に位置する旧宍倉小学校を大規模改造、市民の健康増進の中心拠点となる「かすみがうら市ウエルネスプラザ(仮称)」を2020年度中に整備・開設する計画だ。施設面積は1万4803m2、建物延床面積は約3200m2となる予定。

 保健・福祉に関する全市的な機能を集約するとともに、地域住民のコミュニティ活動の場としての機能など、多様なサービスを提供する。健康づくりに関する書籍を置く待合兼図書コーナーや、トレーニング機器を設置したトレーニングルーム、健康診断の会場として利用する検診室、障害者を対象とした福祉作業所などを設けるほか、旧体育館は耐震改修を実施し体育館としての機能を維持する。

 聞き取り調査の主なテーマは以下の5つ。

■主な対話(聞き取り調査)内容
テーマ 具体的な内容
①健康増進事業について ・健康の維持増進、地域コミュニティの活性化などに関するソフト事業のアイデア
②軽運動室(トレーニングルーム)の運営について ・トレーニング機器などの設置方法、提供可能なプログラムに関するアイデア
③施設の付加価値を高める事業について ・施設の各室や設備、空間を利用し、施設に賑わいや収益を生み出す事業のアイデア
④施設の管理運営について ・施設の供用開始に向けた準備事項や供用後の維持管理に関するアイデア
⑤現在想定している事業条件などについて ・管理運営などを受託する場合の体制、市との役割や責任の分担など

 かすみがうら市の担当者は「サウンディングを通じて、市の直営か委託かを決定したい。健康や福祉に関する多様なサービスを集約して提供できる施設として事業展開し、多くの市民の人々が集まる賑わいのある場所にしたい」と話している。