「コレクティブインパクト・リスト」の活用イメージ(資料:和光市)
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複合施設の配置と機能イメージ。予定地は東武東上線の和光市駅から南に約1kmの場所にある(資料:和光市)
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和光市広沢複合施設基本計画で想定する公民連携の形態(資料:和光市)
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 埼玉県和光市は、児童センター、プール、こども園、保健センターなどを公民連携で整備する「和光市広沢複合施設整備・運営事業」について、この事業への参加を検討している市内の企業、NPO、ソーシャルビジネス事業者などの情報を、「コレクティブインパクト・リスト」として3月1日に公表した。

 コレクティブインパクトとは、「市民、行政、民間事業者、NPO等が、異なる立場を超えて、互いに強みやノウハウを持ち寄ることで、社会の課題解決を図ること」(和光市のウェブサイトより)。和光市では、2018年度に予定している事業の公募に先立ち、PFIの代表企業を検討する大手事業者に情報を提供してマッチングを促進することで、NPO、ソーシャルビジネスなどに取組む小規模事業者、地元企業が、新たな公共サービスの担い手としての自己実現を後押しすることを目指す。

 公表されたリストには子育て支援団体、建築設計事務所、スポーツクラブなど地元6団体が登録されている。市では現在も、リスト掲載希望者を継続募集中だ。

 「和光市広沢複合施設」は、民間収益施設(オープンスペース、駐車場、コワーキングスペース、診療所など)と、スポーツ、保健・福祉を中心とした公共施設(市民プール、児童センター、 保健センター、認定こども園、児童発達支援センターなど)をPFIなどで集約・整備することで、「多世代の快適な生活及び健康を支える場」「地域のにぎわいを創出する市の新たなシンボル」を目指す。

 近隣の小中学校の水泳授業で市民プールを活用したり、運営事業者に周辺の団地(西大和団地)なども含むエリアマネジメントけん引役としての役割を求めるなど、一歩踏み込んだ公民連携による施設運営を計画している。2018年度中に事業者を決定し、2021年4月の供用開始を予定している。