福島市は旧茂庭小学校跡地を活用、IoT技術を利用した魚の陸上養殖事業を行う事業者を公募型プロポーザルで募集する。参加申し込み期限は4月3日、提案書の提出期限は4月28日。5月11日に提案内容のプレゼンテーション・ヒアリング審査を実施、同日に優先交渉権者を決定する。なお、市は参加希望の事業者に対して3月26日に開催される現地見学会の参加を推奨している。現地見学会の参加申込期限は3月19日だ。

旧茂庭小学校(提供:福島市)
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 今回の公募は、「茂庭地区で育てられた魚」をブランド化し、豊かな水資源などの自然環境に新たな価値を付加することが目的だ。陸上養殖とは、水質や水温、エサなどをコントロールした屋内の水槽で魚介類を養殖すること。また、市ではIoT技術を使った産業の創出も期待しており、事業化に際しては、総務省補助「地域IoT実装推進事業」の活用(事業主体から直接総務省へ申請)が想定されいる。

 2018年3月に閉校した旧茂庭小学校は、東北自動車道福島飯坂IC、東北中央自動車道福島大笹生IC、いずれからも車で20分。対象施設は1995年に建てられたRC造2階建の校舎のみで、延べ床面積は1809平方メートル。貸付期間は10年以上。

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旧茂庭小学校の敷地および校舎の図(発表資料より)

 貸付料は1平方メートルあたり年額 2万4588 円を基準額とする。校舎1、2階全ての場合は年額約 4448万円となる。なお、旧茂庭小学校の体育館とグラウンドについては、地域住民が利用することとなっており、その利用に支障がないことも条件。