■事業化区域と対象施設のマップ
MICE(展示場・国際会議場)やクルーズ機能の強化と合わせて、ウォーターフロントを活かした賑わいや憩いの空間を創出するため、第1ステージ(おおむね10年)のうち、中央ふ頭西側からふ頭基部の海を中心とした区域について事業化を進める(資料:福岡市)
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 福岡市はウォーターフロント地区(中央ふ頭西側・基部エリア)における再整備事業について、民間事業者からの意見や提案を参考にするサウンディング調査を実施する。募集する意見や提案は、「本事業への関心」「想定される参画方法」「事業スキームに関する意見」「民間収益事業に関する意見」など。

 再整備事業化を進めるのは福岡市博多区の中央ふ頭西側からふ頭の海辺を中心とした区域。再整備にあたっては,「MICE(展示場・国際会議場)」「クルーズ」「賑わい」を融合した⼀体的なまちづくりにより、⺠間活⼒を最⼤限に活かし公共投資の抑制を図りながら、地区の魅⼒や価値の最⼤化を図る。

 まずは第1ステージとして、おおむね10年をかけて再整備を進め、新たな経済波及効果(年間2000億円程度)や雇用機会の創出を図っていく。サウンディングの対象となるのは、(仮称)WFホール、歩行者デッキ、地下駐車場、交通広場、クルーズターミナル、クルーズバス待機場、福岡サンパレス解体後の用地、コンテナヤード用地、都市高速高架下の用地など。事業はPFIや運営権(コンセッション)方式で進める方針。

■新設する公共施設の概要
(資料:福岡市)
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■対象施設の事業方式および対象業務
※1:(仮称)WFホールの整備後に、交通広場などの整備を図るため、解体予定
※2:サウンディング調査の結果をふまえ、クルーズセンターを解体する場合(資料:福岡市)
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 サウンディング調査への参加申込受け付けは3月25日までで、意見・提案書の受付は4月12日締め切り。対面での個別ヒアリングは3月中旬から随時実施する。それらに先立ち、3月14日まで説明会・現地案内会の参加申込を受け付け、3月19日に実施する。

 福岡市住宅都市局都心創生部ウォーターフロント再整備計画課の担当者は「施設と一体になってにぎわいを生み出し、新たな交流の機会を提供したい。市民や国内外の人が楽しめる商業施設や飲食店、エンターテインメント施設、そのほか国際的な会議での利用にも十分な250室以上のホテルの建設を望んでいる」と話した。