大阪府茨木市は、期間限定の「IBALAB@広場」で、2022年4月から2023年3月までの期間中に社会実験(広場の管理と飲食や物販などの自主事業)を行う事業者を募集する。応募期間は3月22日まで。提案書類をもとに審査を行い、3月28日に結果を通知する。

新しい施設や広場のイメージ(出所:茨木市)
新しい施設や広場のイメージ(出所:茨木市)
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「IBALAB@広場」は、2015年12月に閉館した茨木市市民会館の跡地一帯に設けられた、面積約2000m2の暫定的な広場。JR茨木駅と阪急茨木市駅のほぼ中間で、茨木市役所の北側に位置する。跡地活用にあたって市は、「育てる広場」をキーコンセプトに、ワークショップや社会実験などを行ってきた。

 事業者は自らの提案に基づき、飲食などの事業を営み、その収入で広場の管理や自主企画を行う。飲食事業には既存のキッチンスペース(約12m2)が利用でき、使用料は年額2万4000円。これ以外の広場利用には費用はかからない。電気・水道も原則無料。基本的な清掃や芝生への水やりなどは市が実施する。

 「IBALAB@広場」南側では現在、ホール・図書館・子育て支援・プラネタリウム・市民活動センターなどの複合施設「おにクル」と芝生広場の整備が進む。2023年秋の「おにクル」開業後は、「IBALAB@広場」をPark-PFIなどにより整備・運営する計画だ。今回募集する事業は、広場運営の検討材料としての社会実験に位置付けられている。

おにクルの機能(コンセプトと概要)(出所:茨木市)
おにクルの機能(コンセプトと概要)(出所:茨木市)
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 社会実験の運営にあたっては、茨木駅・茨木市駅からの移動を中継し、回遊につなげる自主企画や、照明やサインなどの演出、空間づくり、ファンを増やすための発信、いす・テーブル・看板など備品の設置・管理などが求められる。さらに、「おにクル」開館に向けた連携企画や、行政・市民と一緒に取り組む企画も期待されている。