入札の考え方(資料:室蘭市)
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落札額がプラスの場合とマイナスの場合の主な契約内容の違い(資料:室蘭市)
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旧総合福祉センターの土地(資料:室蘭市)
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 北海道室蘭市は、旧総合福祉センター敷地をマイナス881万4000円で落札した。マイナス価格での公有地落札は埼玉県深谷市に次いで全国2例目と見られる(関連記事)。

 対象地である旧総合福祉センター敷地は面積5642.42m2。旧総合福祉センターや陶芸小屋の建物が残っている。入札では、建物を解体・撤去し、土地を「人口定住の推進を図るための活用に供する用途」に使用することが条件。落札価格が1円以上の場合は「建物解体条件付き土地売買契約」、ゼロ円以下の場合は「市有地流動化負担金付き土地無償譲渡契約」となり市議会の議決が必要となる。最低入札価格はマイナス881万4000円。

 落札したのは、老人ホーム運営などを行っているさわやか倶楽部(北九州市)。対象地には定員50人の老人ホームを建設予定だ。同社担当者は「敷地内の池や遊歩道、東屋や陶芸小屋は撤去せず活用して、地域の人と入所者が楽しんでいもらえるようなイベントの企画したい」とコメントした。