アートラボはしもと年次報告書(2019年)より既存施設の外観と位置(出所:相模原市)
アートラボはしもと年次報告書(2019年)より既存施設の外観と位置(出所:相模原市)
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アートラボはしもと年次報告書(2019年)より活動の様子(出所:相模原市)
アートラボはしもと年次報告書(2019年)より活動の様子(出所:相模原市)
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想定する事業スキーム(相模原市の資料を一部加工)
想定する事業スキーム(相模原市の資料を一部加工)
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敷地図(出所:相模原市)
敷地図(出所:相模原市)
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 相模原市は、「アートラボはしもと」の後継施設と民間施設の複合施設の新築整備・運営を行う事業者を募集する。アートラボはしもとは、寄贈を受けた旧マンション販売センターの土地と建物を活用し、市と女子美術大学・桜美林大学・多摩美術大学・東京造形大学の4大学が基本協定を結んで2012年に開所した美術施設だ。JR横浜線矢部駅から徒歩3分。市民に向けたアート活動を通して、人材育成やまちの賑わい作りを推進するアートの活動拠点として、実績を積み重ねてきた。2021年8月に既存施設は閉館しいている。

 参加資格審査申請書などの受付は2022年4月8日まで。審査通過者による提案書提出の締め切りは5月27日。申請に先がけ、現地説明会を3月17日、18日に予定しており、募集要項などへの質問を3月25日まで受け付けている(現地説明会の参加申請書の提出期限は3月11日)。市は6月下旬に優先交渉権者を選定、7月下旬に基本協定、9月に基本契約の締結を目指す。なお、施設の供用開始時期などは事業者の提案により調整・決定する。

 市が事業スキームは、土地については市が所有したまま民間事業者に定期借地で貸し付ける想定だ。借地期間は20年以上50年未満の間で、事業者が建設開始から解体完了までの期間を指定する(参考基準地代7337円/年・m2)。

 整備する建物については、市が既存施設を撤去し、民間事業者が自らの費用で複合施設を整備した後、市が後継施設部分を買い取りもしくは賃借する(参考買取価格は税込3億円以下、参考賃料は税込2685万円/年以下)。事業者は後継施設部分をスケルトンで市に引渡し、市が内装設計者を別途公募して施工する。民間施設部分にはカフェやギャラリー、習い事教室など、後継施設の機能を補完、相乗効果のある機能を導入・運営することが条件だ。

  また、事業者は複合施設の設計・施工とともに隣接する大山町ゆうひ公園(1301.02m2)の設計・施工を行うが、その費用は税込2000万円を上限に市が負担し、引き続き市の所有とする。