スポーツ庁は2019年度の「運動・スポーツ習慣化促進事業」「スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業」に参加する地方公共団体の新規プロジェクトを募集する。採択された時の補助金の額は、「運動・スポーツ習慣化促進事業」については上限が1000万円・下限が200万円、「スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業」については上限が800万円・下限が200万円。いずれも2019年度予算の成立が前提だ。

■運動・スポーツ習慣化促進事業
(資料:スポーツ庁)
[画像のクリックで拡大表示]

 「運動・スポーツ習慣化促進事業」は、スポーツや運動に無関心な層や、病気の改善や生活の質の向上のために医師から運動を勧められている人々など、多くの住民に向けてスポーツを推奨する事業。スポーツの習慣化による住民の健康増進を図る地方自治体の取り組みを支援する。対象となるのは、行政と域内の関係団体(大学、民間企業、スポーツ団体、医療機関、健康関連団体など)が連携する取り組みであり、①「健康増進のための運動・スポーツ習慣化の実践」もしくは、②「医療と連携した地域における運動・スポーツの習慣化の実践」のいずれかを行うことが必要。相談斡旋窓口機能の整備や官学連携を実施する場合は、審査時に加点対象とする。

■スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業
(資料:スポーツ庁)
[画像のクリックで拡大表示]

 一方、「スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業」では、スポーツツーリズムなどの活動を通じ、地域外からの人口流入を目指す取り組みを支援する。地域スポーツコミッション(地方公共団体・スポーツ団体・民間企業などからなる組織)などが行う「長期継続的な、スポーツ団体の合宿・キャンプの誘致」や「年間を通して体験できるスポーツアクティビティの創出」といった活動が支援の対象となる。2019年度においては、スポーツ庁の重点テーマである「アウトドアスポーツツーリズム」または「武道ツーリズム」を推進する取り組みは、審査時に加点対象とする。

 事業計画書など申請書類の提出期限はいずれも2019年4月15日(月)17時必着。

 スポーツツーリズムに関しては、海外の人々から「武道」への関心が高いことが2017年度実施のマーケティング調査の結果わかっている。このため、スポーツ庁の担当者は「『スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業』では『武道ツーリズム』が実施されることを期待している。スポーツと伝統文化・精神文化が融合したツーリズムはニーズがあるだろう」と話している。