新陸上競技場のイメージ(出所:瑞穂公園マスタープラン案)
[画像のクリックで拡大表示]

 名古屋市は、陸上競技場とラグビー場、野球場、テニスコートなどのスポーツ施設を備える瑞穂公園の整備・運営の基本的な考え方を示す「瑞穂公園マスタープラン(案)」を公開、市民や地域からの意見を募集している。意見は「ご意見提出シート」に記入、電子メールまたは郵送、FAXにて提出する。提出期限は3月27日(郵送は当日消印有効)。電話や来庁による口頭での申し出は受け付けない。後日、寄せられた意見の概要と市の考え方を公開する。なお、同公園の整備・運営はPFI方式を想定している。

 名古屋市瑞穂区にある瑞穂公園は、総面積約24haの運動公園。過去2回の国体が開催された。国際大会が開催できる第1種公認の陸上競技場は2026年の第20回アジア競技大会のメイン会場になる予定。Jリーグ名古屋グランパスのホームでもあり、市のスポーツの拠点として長く市民に親しまれている。敷地内には国指定史跡が所在、園内を流れる山崎川とともに都市のなかに位置する緑の拠点としての機能も有している

概要と課題(出所:瑞穂公園マスタープラン案)
[画像のクリックで拡大表示]

 「瑞穂公園マスタープラン(案)」では、PFI方式により、公園の管理運営と一体となった全体の整備を目指す。計画期間は2020年から2040年。再整備の柱は以下の4つ。

・スポーツによる賑わいの創出
 陸上競技場を建て替えて国際的なスポーツ拠点を目指しつつ、市民のスポーツへの関心を高め、気軽に健康づくりができる環境を整える。

・市民の交流・憩いの場
 宿泊研修室などをリノベーションし、新たな賑わいの拠点や交流スペースも設ける。

・自然環境の保全と活用
 都市における緑の拠点を保全しつつ、水辺空間も活かし、自然に興味を持ってもらえるように整備する。

・名古屋の歴史のはじまりに触れる
 公園にある国指定史跡の大曲輪貝塚や瑞穂2号墳などの魅力を顕在化し、名古屋の歴史のはじまりを身近に感じられるような空間にする。

 また、まちづくりの一環として、体育館を緊急物資集配拠点として活用することや、一般車両の進入を抑制することなども盛り込まれている。