静岡市の都市再生推進法人・御伝鷹(みてた)まちづくり(静岡市葵区)と静鉄プロパティマネジメント(静岡市葵区)は、3月27日に水辺デッキ「駿府ホリノテラス」を本格開業する。県内では初めてという道路上の常設飲食店と、レンタルスペースを開設。レンタルスペースは地元飲食店のイベント営業やテストマーケティングなどに活用していく予定だ。

水辺デッキの整備前後(出所:静岡市)
水辺デッキの整備前後(出所:静岡市)
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本格開業後の配置図(出所:御伝鷹まちづくり、静鉄プロパティマネジメント)
本格開業後の配置図(出所:御伝鷹まちづくり、静鉄プロパティマネジメント)
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 「駿府ホリノテラス」は、静岡市が市道追手町音羽町線に整備した水辺のデッキ。歩道を拡幅し、お堀の上に約4.5mデッキを張り出している。2018年度に水辺デッキの工事に着手し、2020年10月に完成した。以来、キッチンカーの営業やイベント開催を重ねている。

2020年10月の水辺デッキ完成後は、イベント、キッチンカー出店、ヨガ教室など、様々な活用がなされてきた(写真提供:静鉄プロパティマネジメント)
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2020年10月の水辺デッキ完成後は、イベント、キッチンカー出店、ヨガ教室など、様々な活用がなされてきた(写真提供:静鉄プロパティマネジメント)
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2020年10月の水辺デッキ完成後は、イベント、キッチンカー出店、ヨガ教室など、様々な活用がなされてきた(写真提供:静鉄プロパティマネジメント)

 3月に完成した常設店舗は、アウトドア用品メーカー・スノーピークと建築家・隈研吾が共同開発したトレーラーハウス「住箱」を使用。ドリームスタッフ(静岡市葵区)が県内事業者と共同開発したドリンクやパンを扱う「tea+deli(ティープラスデリ)」を出店する。

 ほか、もう1棟の「住箱」と水辺デッキ(全長36.4m、面積183.82m2)を、レンタルスペースとして運用。「住箱」は個人・法人問わず物販店舗として時間貸しする。一方の水辺デッキは時間貸しのほか、「Shizuoka BBQ TERRACE ホリノテラス」として、5月頃から予約時のみの営業を行う予定だ。

事業スキーム(出所:御伝鷹まちづくり、静鉄プロパティマネジメント)
事業スキーム(出所:御伝鷹まちづくり、静鉄プロパティマネジメント)
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 市の中心市街地「おまち」と駿府城公園をつなぐ位置にある追手町音羽町線は、2015年度に「追手町音羽町線空間活用検討協議会」を発足。「歴史文化の誘い道」として官民で空間活用を検討してきた。