旧小石原小学校の外観(写真:東峰村)
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東峰村と旧小石原小学校の位置(資料:東峰村)
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 福岡県東峰村は、2011年に閉校した旧小石原小学校の活用に向け、運営事業者を募集する。村有の校舎および跡地を月額5万円(基準額)で事業者に貸し付け、地域交流拠点として運営させるもの。施設の改修費は3億円まで村が負担する。事業者の選定は公募型プロポーザル方式で、事業計画・運営方針・施設の活用・改修プランについて提案を求める。

 事業の対象となる学校跡地は、1981年建設の鉄筋コンクリート造2階建て・床面積約2130m2の校舎と、屋外運動場・駐車場併せて約1万6000m2の敷地。小石原地区では、小石原川ダム建設に伴う水源地域振興事業の一環として活用策を検討してきた。2014年度から16年度にかけて地区住民による「水源地域活性化プロジェクト委員会」が議論を重ね、地域交流拠点「水源の森交流館(仮称)」にすることとし、基本構想をまとめた。宿泊スペース、飲食スペース、工房スペースなどを備え、地域住民も利用できる施設を目指す。公募型プロポーザルではこの基本構想に基づいて提案を求めるが、変更提案も可能としている。

 審査への参加表明は4月19日までで、募集要項などについての質問を4月23日まで受け付ける。企画提案書の締め切りは5月24日、一次審査結果を6月4日に通知し、6月10~13日の期間でプレゼンテーションとヒアリングによる二次審査を行う。優先交渉権者の決定は6月17日の予定だ。基本協定締結後。2020年~21年に村施工分の工事を行い、21年3月以降の開業を想定している。事業期間は最低5年間。

 同地区には約350年の伝統を持つ小石原焼や高取焼の窯元があり、「道の駅 小石原」や「小石原焼伝統産業会館」などを中心に、年間約70万人の観光客が訪れる。