国土交通省は3月26日、大阪市大正区尻無(しりなし)川の河川敷地に飲食店、オフィス、水上ホテル、広場を整備するプロジェクトを、民間都市再生整備事業計画に認定した。民間と国土交通省、地方公共団体が連携して水辺を活用する「ミズベリング」プロジェクトとして初の認定となる。計画の認定を受けた事業は、民間都市開発推進機構による金融支援が受けられる。

大正リバービレッジプロジェクトのイメージ図(資料提供:国土交通省)
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大正リバービレッジプロジェクトの位置図(資料提供:国土交通省)
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 大阪市大正区は、尻無川河川広場の活用を目指し、2014年に「尻無川河川広場周辺エリア活性化協議会」を設立。2015年には社会実験「Taishoリバービレッジ」として、バーベキューレストランや小型船クルージングを実施して事業性や収益性を確認した。これに基づき、2016年に「にぎわい創造拠点整備・管理運営事業」の公募型プロポーザルを行い、RETOWN(大阪市浪速区)を事業者に選定している。フードホールをはじめとする飲食店やオフィス、水上ホテル、水辺と親和性の高い広場を整備し、併せて水都大阪・水の回廊や湾岸エリアの水辺拠点を結ぶ舟運事業を展開する計画だ。

 今回、国土交通省の認定を受けた「大正リバービレッジプロジェクト」は、このうちTUGBOAT TAISHO(大阪市浪速区)が担う施設整備事業で、飲食店・事務所が入居する建築物4棟、床面積合計1574.91m2と、広場1352.24m2を整備する。2019年2月18日に着工しており、2020年1月15日に竣工する予定だ。

大正リバービレッジプロジェクトの周辺状況と建物配置(資料提供:国土交通省)
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大正リバービレッジプロジェクトの4棟の建物の建築面積等(資料提供:国土交通省)
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