健康福祉会館と保健所中町庁舎の集約・建て替え候補地と建て替え概要
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教育センターの位置と複合する施設
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(資料:2点とも町田市)

 町田市は21年3月、「民間とのコラボレーションによる公共施設の建替え方針ー健康福祉会館・保健所中町庁舎の集約と教育センターの複合化に向けてー」を公表した。同方針によると、町田駅近くにある健康福祉会館と保健所中町庁舎を1つの建物に集約し、民間施設を併設する。また、JR古淵駅から徒歩10分の教育センターを建て替え、子ども発達センターとシルバー人材センター(わくわくプラザ町田)を移転、ここにも民間施設を併設する。それぞれ、公民連携による事業手法を検討する。

 健康福祉会館と保健所中町庁舎は、どちらかの跡地に集約する。2つの保健施設をまとめることで面積を圧縮し、建物の維持管理費用を削減する。併設する民間施設には、保育所やキッズスペースなどの子ども関連サービス、病院・クリニックなどの医療健康に関するサービスなどを想定する。建て替えには定期借地権方式やPFI方式などを検討する。

 教育センターは現地で建て替えを行い、現在、保健所中町庁舎と同じ区画にある子ども発達センターと、町田駅近くにあるシルバー人材センターを移転させる。こども発達センターは教育センターとの親和性が高いこと、シルバー人材センターは電話での利用が多く、町田駅周辺でなくてもサービスが提供できることを理由としている。さらに、地域の利便性や教育に関連した民間サービスの導入を目指す。用地には定期借地権を採用する方針だ。

 町田市は2018年6月に策定した「町田市公共施設再編計画」の中で「2026年度までに健康福祉会館・保健所中町庁舎と教育センターの再編を検討する」としている。2020年に市民アンケートとサウンディング型市場調査を実施し、保健施設の集約先候補地や民間サービスの内容について、市民と事業者の両方から意見を募った。今後は、今回の方針を踏まえ、『(仮称)町田市公共施設再編構想』を 2021 年度中に策定した上で、2022 年度以降、条件が整ったものから順次事業を実施する予定だ。