京都市は、宝が池公園の持続可能な運営に向けた公民連携事業の提案を求めるサウンディング型市場調査を実施する。調査対象は、提案内容の実施主体となることを前提に専門的な見地から提案できる企業、NPO法人など。2022年5月末に提案受付を締め切り、6月13日から24日にかけて個別対話形式で調査する。調査に先立ち、4月15日に説明会を開催する(4月8日受付締め切り)。

宝が池公園各エリアの情報(出所:京都市)
宝が池公園各エリアの情報(出所:京都市)
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宝が池と公園北側に隣接する国立京都国際会館(出所:京都市)
宝が池と公園北側に隣接する国立京都国際会館(出所:京都市)
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宝が池公園の位置(出所:京都市)
宝が池公園の位置(出所:京都市)
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 宝が池公園は市内左京区に位置しており、面積は78万2124m2。北側隣接地にある国際会議施設の国立京都国際会館の建設が1960年代に決定してから、灌漑(かんがい)用ため池だった宝が池を中心に、様々な遊具を設置した子供の楽園、菖蒲園、桜の森などの整備が進み、現在の姿となっている。周辺には京都市営地下鉄の国際会館駅、叡山電鉄の宝ヶ池駅があり、交通アクセスにも恵まれている。

 京都市は、人口減少、環境保全、災害対応、新型コロナウイルス感染症など様々な課題の克服に向け、都市の魅力であり市民の活力と憩いを生み出す空間である公園を最大限に利活用していくため、市内の6公園で「公民連携 公園利活用トライアル事業」を実施している。宝が池公園もその1つに選ばれており、2021年度はBBQ会場や屋外型カフェ、山歩きイベント、公園ウエディングなどのトライアル事業が行われた関連記事。2022年度は、新たな企画としていちごの庭プロジェクトなども予定されている京都市の発表

 今回のサウンディングは、トライアル事業への来園者や地域団体の高い満足度と継続を希望する声を受けて、公民連携による宝が池公園の施設整備に対する企業やNPO法人の投資意欲、事業イメージを確認することを目的としている。提案を求める項目には、「事業の概要(コンセプト、内容、期間、事業手法、エリア、整備イメージ図)」「柔軟な公園運営への寄与(運営への参画・協力、売上の一部還元など)」「公園を取り巻く課題(広域公園としての多様なニーズへの対応、地域の交流・賑わい機能の創出、自然環境の保全再生やそのための活動拠点の確保など)への寄与」がある。