津軽石太陽光発電所
(出所:宮古発電合同会社)
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田老太陽光発電所
(出所:宮古発電合同会社)
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「メガソーラービジネス」2021年4月7日付の記事より

 岩手県宮古市は4月6日、市内で太陽光発電事業を手掛ける宮古発電合同会社へ資本参加すると発表した。同日、合同会社に出資する日本国土開発、アジア航測、復建調査設計(広島市)との間で協定を締結した。

 宮古市は、2020年9月に策定した「宮古市再生可能エネルギービジョン」の中で、再エネ事業に主体的に参画するため、民間事業者などへの出資を検討してきた。今回、同ビジョンの掲げる基本目標の達成に向けた取り組みの第一歩として、宮古発電合同会社への資本参加を決定した。

 最大1億2900万円の予算を計上し、出資企業から持分の一部を取得する。資本参加後の出資比率は、日本国土開発が70%(現在の出資比率は80%)、アジア航測が5%(同10%)、復建調査設計が5%(同10%)、宮古市が20%となる。取得時期は6月の予定。

 宮古市では、2011年から「宮古市スマートコミュニティ事業」を推進している。東日本大震災を教訓に「再生可能エネルギーの地産地消」を構築し、非常時に独立して使える分散型電源を確保することで市民の安全・安心で快適なくらしを確保する取り組み。

 宮古発電合同会社は、同事業の一環として、3社が出資して2013年7月に設立された。その中核事業として「津軽石太陽光発電所」(出力1.607MW)、「田老太陽光発電所」(出力2.367MW)を建設し、2015年から運営している。