愛知県清須市はLINEを使い、市が管理する道路や公園に関する情報提供を市民から受け付ける市民通報システム「スマレポきよす」を4月1日からスタートした。

「スマレポきよす」の仕組み。清須市LINE公式アカウントのトーク画面から位置情報、遠景と近くからの写真2枚、コメントを添えて投稿する(出所:清須市)
[画像のクリックで拡大表示]

 「スマレポきよす」は、市民が「清須市LINE公式アカウント」から市が管理する道路の陥没や公園遊具の不具合などの写真を撮影、位置情報または住所や公園名、状況を説明するメッセージを送信、市へ連絡するというもの。提供された情報は人事秘書課が受信、土木課や都市計画課など所轄の部署が現場を確認、必要な対応を取る。対応状況は市のWebサイトで公開する。通報内容が市の管理対象外である場合は、必要に応じて管理者に情報を提供する。

 今までも清須市では市民からの電話やメールで、道路の陥没や公園遊具の不具合などの情報を受け付けていたが、十分な情報取得ができているとは言えなかった。そのため、多くの人が日常的に使っているLINEを活用し、より手軽に情報提供してもらえればと考えたという。

 LINEは2019年5月から、地方公共団体を対象に「LINE公式アカウント」を無償で提供する「地方公共団体プラン」を実施。地方公共団体向けに特化したLINE活用マニュアルの提供など、導入支援も進めている。特定の住民に対するターゲティングメッセージの配信やOne to Oneコミュニケーションも可能なため、熊本市や横手市、愛知県内では小牧市が採用していた。

 清須市の担当者によると、「スマレポきよす」の情報提供数はスタートから1週間で10件程度。公式アカウントの登録数は700人に上っているという。