福岡市と福岡地域戦略推進協議会は、Gigi(福岡市)と出前館が連携して提案した「こども未来支援サービス」を福岡市実証実験フルサポート事業に採択した。同サービスでは、5月の実証実験に向けて協賛企業を募集している。

「こども未来⽀援サービス」の仕組み(出所:福岡市)
「こども未来⽀援サービス」の仕組み(出所:福岡市)
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 GigiはWebを通して食事をプレゼントするギフトサービス「ごちめし」の仕組みを活用して、地域の飲食店で子どもが無料で食事をできる「街ごとこども食堂」を運営している。同社がヒアリングを行ったところ、子育て世帯には食事にとどまらない支援が必要で、来店が難しい場合もあることが分かったという。そこで、この食堂の仕組みを拡大し、全国で出前サービスを展開する出前館と、福岡市で子ども未来支援サービスを開始する。

 具体的には、福岡市内在住で中学生以下の子どもがいる家庭を対象に、100人ほどをモニターとして募集。食事に加えて、子育てに必要な物資(おむつ、乳児食品、生理用品、文房具、かばん、体操服など)を支援。来店のほか、デリバリーにも対応する。

 同サービスでは期間中、出前館の配達バイクや特設サイト、チラシになどに企業名やサービス名ロゴを掲載する各種協賛プランを作り、協賛企業を募集中。4月中旬からは参加店舗も募集予定だ。

 福岡市実証実験フルサポート事業は、AI・IoTなどの先端技術を活用した社会課題の解決などにつながる実証実験プロジェクトを全国から随時募集し、福岡市での実証実験をサポートするというもの。2016年度に始まり、2021年度には9件のプロジェクトが採択された。