沖縄県久米島町は、施設劣化とコロナ禍により2020年10月に休館した「バーデハウス久米島」一帯の再生・民営化について、公募型プロポーザルを実施する。参加表明の受け付けは5月27日まで。資格審査の上6月10日までに提案概要などの資料を提出、6月20日~22日に対話を行い、7月8日に提案を締め切る。7月21日~22日に審査、29日に優先交渉権者を公表する。

久米島の位置(出所:久米島町)
久米島の位置(出所:久米島町)
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対象施設の配置図(出所:久米島町)
対象施設の配置図(出所:久米島町)
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町が公開したプロジェクト紹介動画より(出所:久米島町)
町が公開したプロジェクト紹介動画より(出所:久米島町)
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 事業対象地は久米島と奥武橋でつながる離島・奥武島に位置する。バーデハウス久米島のほか、隣接の奥武島キャンプ場、ウミガメ館(亀の館)、浦島亭(レストハウス畳石)、多目的広場(パークゴルフ場)を含み、用地は全体で4万1405m2に及ぶ。建物は1999年から2009年にかけて建設されており、うちバーデハウス本館は塩害による劣化が著しい。

 久米島町は民間による再生活用を前提に21年度から3回にわたってサウンディング調査を実施、公募条件を整理した(関連記事)。事業のメーンコンセプトを「ここにしかない時間の流れや特別な空間の創出」とし、取水量日本一の海洋深層水を活用した滞在型リゾート拠点と、町民向けの健康増進施設を整備する。

 事業期間は30年以上50年未満で、土地には事業用定期借地権を設定する。地代は事業者の提案による。また、既存建物は事業者が自らの負担で改修・再利用することを前提とし、無償で貸与する。施設の新設も可能だ。

 町では公募受付の締め切りに先立ち、4月20日に説明会・現地説明会を開催する。参加申し込みは4月15日まで。また、ウェブサイトではバーデハウス再生プロジェクトの紹介動画も公開している。