対象地の位置(出所:世田谷区)
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公園の土地利用計画の概要(出所:世田谷区)
公園の土地利用計画の概要(出所:世田谷区)
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既開園区域と拡張予定地の現況(出所:世田谷区)
既開園区域と拡張予定地の現況(出所:世田谷区)
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 東京都世田谷区は、区立玉川野毛町公園の拡張事業を進めるにあたり、サウンディング型市場調査を実施する。世田谷区では同公園に2つの「拠点となる施設」を整備することにしており、の事業手法・事業内容・運営方法などについて民間事業者の意見を聞きたい意向だ。

 個別対話による調査は、区に提案書を提出した事業者を対象に5月下旬~6月上旬にかけて実施する。これに先立ち、区では事前説明会と現地見学会を4月20日に開催(参加受付は4月18日まで)、4月22日まで質問を受け付ける。その後、5月9日から24日まで提案書を募る。

 玉川野毛町公園は東京都道311号環状八号線(環八)に面し、第三京浜道路の玉川インターチェンジ(IC)のすぐ近くに位置する。同公園の拡張事業は、隣接する国土交通省等々力宿舎跡地の一部である約2.8haの土地を地区公園として新たに拡張整備するもの。拡張整備後の公園面積は約6.6haとなる。現在の開園区域には野毛大塚古墳や地域スポーツ秘説、フットサルコートやバスケットゴールを有する多目的広場、健康づくり広場が整備されている。拡張予定地にはオープンスペースと様々な樹木がある。

 世田谷区ではこれまでに、現地見学会やアンケート、シンポジウム、ワークショップなど多様な区民参加の機会を設けて区民や民間業社と対話を進め、2021年5月に基本計画を策定している。計画によると、公園拡張に伴い「公園利用や活動の拠点となる施設」と「便益・サービスの拠点となる施設」(2つの「拠点となる施設」)の整備を検討する方針だ。

 「公園利用や活動の拠点となる施設」は、拡張予定地に設置する。軽飲食、休憩などの気軽な公園利用のほか、みどりや歴史・文化、安全・安心、防災活動など日々様々な住民参加による活動、交流、イベントが開催できる拠点となる施設を想定している。「便益・サービスの拠点となる施設」は公園のエントランス近くに設置。民間事業者などによる飲食や物販などの施設の導入を検討する。

 世田谷区は今回、この2つの拠点施設に加え、「管理事務所」「公園利用者向けトイレ」との効果的な導入方法の提案を求める。区では、P-PFI(公募設置管理制度)の活用、設置管理許可制度の活用、テナントとしての出店など区が示した4パターンの事業手法を示しており、事業者はこのどれかに沿った提案を行う。複数の事業手法について提案しても構わない。