伊那市にある三峰川電力の小水力発電所
(出所:三峰川電力)
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「メガソーラービジネス」2019年4月18日付の記事より

 丸紅、中部電力、長野県伊那市は4月16日、地域密着型ビジネスを共同開発することで合意したと発表した。今後、共同でエネルギーの地産地消および低炭素社会の実現を目指すとともに、人口減少や産業・農業の活性化といった地域特有の社会課題の解決に取り組む。

 合意に伴い中部電力と伊那市は、丸紅が2018年6月に設立した地域新電力の丸紅伊那みらいでんき(伊那市)に出資する。出資比率は丸紅が56%、中部電力が34%、伊那市が10%。

 同社は、事業開始に向けて準備を進めており、5月以降に伊那市の市有施設への再エネ由来電力の供給を順次開始する。再エネ電力は、丸紅100%子会社の三峰川電力(東京都中央区)から供給を受ける。三峰川電力は、伊那市の小水力発電など、小水力発電34MW、太陽光発電1MWを所有する。

 このほかにも3者は、地域の再エネを活用した多様な電力メニュー、伊那地域の一次産業のデジタル化、六次産業化に寄与する新たなサービス、生活関連サービスなど、持続的な地域の発展に貢献する新たなサービスの開発を目指す。