東京都調布市の市有地を活用した公民連携事業として、2022年4月22日に複合商業施設「BRANCH(ブランチ)調布」がオープンする。クリーンセンター移転後の跡地を活用した地下 1 階・ 地上 3 階建ての複合施設だ。

 施設には、レストランや薬局、クリニック、家電量販店などの店舗のほか、コミュニティースペースや市の施設「ふじみ交流プラザ」が入居する。1階のふじみ交流プラザは5月16日にオープン予定で、地域交流促進のためのコミュニティ事業や、高齢者の生きがい・健康づくりなどのための高齢者健康増進事業を行う。

「BRANCH(ブランチ)調布」外観(資料:左・調布市、右・大和リース)
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「BRANCH(ブランチ)調布」外観(資料:左・調布市、右・大和リース)
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「BRANCH(ブランチ)調布」外観(資料:左・調布市、右・大和リース)

 地下には82台・1階には8台の駐車が可能で、オープンに合わせて4月22日から施設内にバス停を設置し、ミニバス北路線が経由する。さらに5月17日からは市が実証実験を行なっている北部地域巡回公共交通も経由する予定だ。北部地域巡回公共交通は65歳以上を対象に無料運行しており、5月17日以降は毎週火・金曜日の1日7便がブランチ調布に発着する。

 市は2019年8月30日に公募型プロポーザルの募集を開始し、2020年2月28日に最優秀提案者として大和リースを選定。以後、事業用定期借地権設定契約を結び、事業用地3944.24m2を契約締結から30年間、地代月額243万2000円で大和リースに賃貸している。大和リースが整備・所有、維持管理・運営を行う施設(延べ面積9292.26m2)内の公共施設・ふじみ交流プラザ(延べ面積412.06m2)部分については、月額102万5200円(税込)で市が賃借して維持管理・運営していく。

事業スキーム(公募時の資料より)(資料:調布市)
事業スキーム(公募時の資料より)(資料:調布市)
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 大和リースによると、調布市と同社が中心となって協議会を組成し、ブランチ調布を拠点に住民同士が交流できる仕組みを構築。市の北部地域のコミュニティ醸成と活性化を図っていくという。