愛知県長久手市は、愛知高速交通東部丘陵線(通称:リニモ)長久手古戦場駅北側に広がる大型商業施設(イオンモール長久手)、公園、駅前広場などを含むエリアを、リニモテラスと名付けて一体的に整備。2020年度はリニモテラス内に地域の交流拠点となる「リニモテラス公益施設(仮称)」を建設する。

リニモテラス公益施設(仮称)のコンセプト(資料:長久手市)
[画像のクリックで拡大表示]

 同施設は指定管理者制度を導入し、公民連携による管理運営を行う計画。指定管理者の公募に先立ち、サウンディング型市場調査を実施する。施設コンセプトに沿った提案や諸条件を確認し、同施設の可能性や将来性などを調査することが目的。

 参加希望者は、5月1日までに所定のエントリーシートを電子メールで提出する。なお、現地見学会や説明会は実施しないが、質問は随時受け付けている。

 リニモテラス公益施設(仮称)は、地上1階建て、延べ床面積383平方メートルの木造の建物を予定し、フリースペース4室とオープンキッチンなどを備える。施設のコンセプトは「新たなつながりをデザインする場」。このコンセプトの下、大学連携、観光交流、多文化共生、子育て支援の4つのテーマを軸に、人や情報の交流を生み出す様々な応益事業を展開していく計画だ。また、同施設は、設計段階から市民団体などで構成するリニモテラス運営協議会が関わり、2019年12月には管理運営案を公表するなど、様々な提案を行ってきた。

リニモテラスのエリア図(資料:長久手市)
[画像のクリックで拡大表示]
リニモテラス公益施設(仮称)のイメージ(資料:長久手市)
[画像のクリックで拡大表示]

 これらを踏まえて、施設コンセプトに対する考え方、事業アイデア、管理運営の方法、リニモテラス運営協議会との連携方法の4項目について意見を求めるほか、リニモテラスを活用した地域づくりやまちづくりへの提案なども受け付ける。

 調査に参加できるのは、公園の指定管理者となる意向を有する法人または法人のグループだ。参加する場合は、5月1日までに申し込みを行った後、5月18日から26日の期間に、提案書を電子メールで提出する。サウンディングは6月2日に実施、市の担当部署のほかリニモテラス運営協議会と市の観光協会も参加する。調査の結果は、6月以降に概要を公表する予定だ。