北海道恵庭市は、老朽化した市営団地「柏陽団地」の建て替えに伴う入居者の移転先となる市営住宅整備について、2回目のサウンディング型市場調査を実施する。併せて移転先となる恵央団地の余剰地の活用や入居者移転の支援事業についても意見・提案を求める。

サウンディング対象地の位置(出所:恵庭市) 
サウンディング対象地の位置(出所:恵庭市) 
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柏陽・恵央地区土地利用の基本的な考え方(出所:恵庭市) 
柏陽・恵央地区土地利用の基本的な考え方(出所:恵庭市) 
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 対話は4月28日から5月7日まで個別で行う。また、希望者を対象とした見学会を恵庭市役所またはオンライン形式で5月9日に実施する。いずれも参加希望者は4月28日17時までに所定の文書をメールで提出する。

 市では移転先の市営住宅の事業手法として、①新設借り上げ型方式(土地は事業者が購入または賃借、建物はBOO〔Build Operate and Own〕方式で整備)、②BOT〔Build Operate and Transfer〕方式によるPFI、③その他事業者提案のいずれかを想定。また、余剰地活用については、市有地を民間事業者が購入しての民間のアイデアによる事業の実施と、事業対象用地内の公園・広場・緑地の整備を想定している。

恵央地区の整備イメージ(出所:恵庭市) 
恵央地区の整備イメージ(出所:恵庭市) 
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 対話の実施後、恵庭市では2022年6月に柏陽・恵央団地建替基本計画の見直しを行い、10月には民間活力導入可能性調査の結果を公表。23年2月には実施方針と要求水準書(案)を公表し、10月には落札者を決定する予定だ。

 恵庭市では、2017年度に「市営住宅柏陽・恵央団地建替基本構想」を策定。団地の建て替えや集約によって創出される市有地(公的不動産)の活用、公民複合機能施設の整備などの検討を進めている。