テイクアウト可能な洋食店を行政情報ダッシュボードの地図に表示して、そのうち1軒の情報を参照したところ (出所:加古川市ダッシュボード)
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飲食店情報の入力から公開までの流れ (出所:サイボウズ)
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行政情報ダッシュボードに表示するオープンデータの選択画面(部分) (出所:加古川市ダッシュボード)
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 兵庫県加古川市は新型コロナウイルス対策として、各種の行政情報を地図上に表示する「行政情報ダッシュボード」に、テイクアウト可能な飲食店の情報を掲載している。外出を自粛している市民にテイクアウト可能な飲食店を周知するとともに、顧客数の減少で打撃を受けている市内の飲食店を支援する。

 テイクアウト可能な飲食店の情報は各飲食店がWebブラウザーから入力し、まず「加古川市オープンデータカタログサイト」に掲載する。オープンデータカタログサイトは、同市が保有する各種データを公開するもので、OMA(Open Mobile Alliance)が標準化した共通API「NGSI(Next Generation Service Interfaces)」を使って外部からデータを取得できる。行政情報ダッシュボードも、テイクアウト可能な飲食店情報のほか、AED(自動体外式除細動器)設置施設、洪水ハザードマップ、介護事業所などの情報をオープンデータカタログサイトから取得して地図上に表示している。

 入力フォームの作成にはトヨクモ(東京都品川区)のWebフォーム作成サービス「FormBridge」、データを整理・加工するアプリケーションの開発にはサイボウズのノンプログラミング型業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」を使用。kintoneのアプリで蓄積したデータのオープンデータへの変換は、フューチャーリンクネットワーク(千葉県船橋市)が担当した。決定から行政情報ダッシュボードでの公開までに要した期間は、約2週間だったという。

訂正履歴
初出時、本文中「テイクアウト(出前)」とありましたが、正しくは「テイクアウト」です。お詫び申し上げます。記事は修正済みです。 [2020/4/27 8:00]