京都市は、大宮交通公園再整備のPark-PFI事業予定者に大和リース京都支店グループを選定した。4月16日に京都市が発表した。

 大宮交通公園は1969年に開園した、京都市唯一の交通公園。施設の老朽化に加え、公園の一部に北消防署が移転することを契機に、Park-PFIによる防災機能強化と自転車の安全教育を中心とした交通学習施設の再整備を計画している。事業対象面積は1万8000m2。公募には同グループのみが応募した。

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Park-PFIで整備後のイメージと主要施設・機能配置。賑わいを創出する機能をセンターに集約させ、センターを中心にサービスや事業を展開することにより、公園の利便性向上を図っている(京都市提供資料を一部加工)
大宮交通公園の位置(資料:京都市)
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 大和リース京都支店グループが提案した事業コンセプトは「トラフィック・プレイモール・キョウト」。既存の豊かな緑や歴史的な価値のある御土居(豊臣秀吉が築いた土塁)を活かした「ランドスケープ」、交通教育・遊びの場や飲食店・売店などを大屋根で一体化した「建築物」、自転車教室やマルシェなど「教育・イベント」の3点を充実させるというものだ。

 併せて、北消防署との連携、防災トイレの設置などにより、地域の防災拠点としても機能する場を目指す。公園の設置許可使用料は年額160万1292円を提案した。

 大宮交通公園は10月1日から休園。事業者による工事を経て、2020年度中の再開園を目指す。