千葉市動物公園のウェブサイト
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「千葉市スマートシティ推進ビジョン」の基本的な考え方(出所:千葉市)
「千葉市スマートシティ推進ビジョン」の基本的な考え方(出所:千葉市)
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 千葉市は、千葉市動物公園でAIを活用した課題解決を図るための実証事業を行うため、公募型プロポーザル方式による事業者公募を開始した。

 実証内容は、①来園者予測に基づく動物公園職員の適正配置、②園内の滞在者数の把握および時間別混雑予測の外部発信、③園内施設の滞在者数の把握と来園者向けの可視化だ。実証実験は2022年スマートシティ実証事業(テーマ型)として行う。実証実験の期間は2022年6月から23年1月まで。公募への参加申込受付締切は5月20日、選定結果通知は6月1日を予定している。

 千葉市では実証事業者に対して、多様なデータおよびAIなど最新のソリューションを活用した来園者予測、予測値、実績値などをダッシュボードで見やすくモニタリングできるようにすること、リアルタイム混雑状況を園内やネットを通じて来園者や来園を検討する人向けに可視化することなどを求めている。

 実証実験に際して、千葉市では財政支援を行う。補助額は500万円(上限額)で、補助対象経費の1/2以内としている。支援の実施期間は交付決定日から2023年2月28日まで。また、ステークホルダーとの協議・調整、実証に関する各種相談についても支援する。

 千葉市は2022年3月、「千葉市スマートシティ推進ビジョン」をまとめ、ICT(情報通信技術)などテクノロジーの活用により市民生活の質の向上を図るとともに、持続可能なまちづくりを進めるため、多様な主体との連携によるまちづくりを推進している。基本的な考え方として、「あらゆる市民が自分に最適な暮らしを実感(個別最適)」「自然環境に配慮し、大切な資源を活かした、持続的な発展(全体最適)」「様々な主体が、地域の課題解決、新たな価値を創造(市民主体)」の3を掲げている。