市庁舎の外観と概要(資料:大牟田市)
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市庁舎の位置(資料:大牟田市)
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 福岡県大牟田市は、公民連携による庁舎整備の可能性を探るため、サウンディングを実施する。現庁舎敷地と隣接の笹林公園での整備を想定し、施設計画や事業手法、民間による本館活用の可能性などについて、事業者の意見やアイデアを求める。エントリーシート・対話資料の提出期限は5月17日。5月24日~26日に個別対話を実施し、6月上旬に結果を公表する。

 大牟田市庁舎本館は1936年の建設で、2005年に国の登録有形文化財に登録された。一方で、耐震性や老朽化、バリアフリーなどに課題がある。市庁舎はJR大牟田駅から徒歩3分、中心市街地に立地しており、近隣には大牟田文化会館や多目的交流施設などの公共施設、複数の金融機関などが集積している。

 市は2019年2月に「大牟田市庁舎整備に関する基本方針(案)」を作成、建て替えの方向性を打ち出した。しかし、20年2月に実施した市民アンケートで賛否が拮抗したため、現在、基本方針の再検討を進めている。

 サウンディングの項目は(1)事業用地と周辺エリアの整備の方向性、(2)本館の利活用の可能性、(3)笹林公園に新庁舎を整備することを想定した事業範囲や手法、期間、財政負担削減策、(4)その他(事業参画条件、市への要望など)だ。