ITを活用して地域課題の解決を目指す一般社団法人、コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)は、新型コロナウイルス対策のアイデア募集サイト「VS COVID19アイディアボックス」を2020年5月13日に開設した。新型コロナ対策のアイデアを同サイトに投稿すると、そのアイデアに対する意見やアドバイスが書き込まれたり、閲覧者からの投票結果を反映した評価ポイントが表示されたりする。

VS COVID19アイディアボックスのトップ画面(5月13日現在)
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アイディアの画面。閲覧者は意見やアドバイスをコメント欄に書き込める。「役に立つ(+1)」「ふつう(0)」「そうでもない(-1)」からの投票結果のポイント合計がアイディアの評価ポイントとなる
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 アイデア投稿のカテゴリーは、「感染予防や拡大防止」「外出自粛への対応」「育児や教育」「働き方や企業活動」「健康・医療や介護」「流通・代替品」「流行終息にむけて」「その他」の8つ。コード・フォー・ジャパンでは、同サイトを運営することで「様々な方の意見交換を経て、(新型コロナ対策の)アイディアをより実現性の高いものにしていきたいと考えている」としている。

 VS COVID19アイディアボックスは、政府の新型コロナウイルス感染症対策テックチーム「Anti-Covid-19 Tech Team」のプロジェクト「シビックテックによるアイデア収集・課題解決」の一環として開設された。同プロジェクトは、民間有志のエンジニアチームが新型コロナ対策で寄せられる要望やニーズを一覧化し、AI(人工知能)分析などの技術を活用して課題解決することを目指している(Anti-Covid-19 Tech Teamのプロジェクト一覧:PDF)。

 アイディアボックスの基本的な仕組みは、政府のオープンガバメント政策形成のために作られたもので、これまでテーマごとに異なるアイディアボックスが政府主導で計13回設置されてきた(関連記事)。今回のVS COVID19アイディアボックスは、自動処理(東京都豊島区)の意見募集システム「アイディアクラウド」をもとに開発されており、同社のサポートを得ながら、Code for Japanを中心とするチームに政府の職員が参加する形で開設したという。