離れていても人に食事をごちそうできるスマホアプリ「ごちめし」などを展開するGigi(ジジ。福岡市)、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(東京都目黒区)、茨城県境町の3者は、「ごちめし」「ふるさとチョイス」を活用した「街ごとこども食堂」プロジェクトの全国展開を目指す。3者は全国の自治体に参入を呼びかけていく。

「街ごとこども食堂」のスキーム(資料:Gigi)
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境町の「街ごとこども食堂」のチラシ(資料:境町)
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 「街ごとこども食堂」は、4月1日から境町で「境町こども食堂」として導入している取り組みだ。新型コロナウイルスによる休校の影響で子どもの食事に困っている家庭と、売り上げ減に見舞われている飲食店をつないで支援するというもの。

 飲食店は、アプリ「ごちめし」を見て来店した子どもに食事を無料で提供する。弁当の代金は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で集められたふるさと納税などを財源として、アプリ「ごちめし」を通して町が飲食店に支払う。境町では現在、町内の飲食店21店が境町こども食堂のプロジェクトに参加しており、各店毎日10食分の弁当を提供している。

 境町では感染拡大防止のために弁当を提供しているが、店内での食事や、イベントとして開催されるこども食堂にもこの仕組みは活用できる。Gigiとトラストバンクは、境町で取り組んでいるこのモデルを全国に広げていきたい考えだ。