水海道あすなろの里の景観(写真:常総市)
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施設配置図(資料:常総市)
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 茨城県常総市は、市内にある学童農園施設「水海道あすなろの里」について、ロッジ棟とキャンプ場の指定管理者をプロポーザル方式で公募を開始した。応募者は、所定の指定管理者指定申請書、事業計画書、収支予算書などの必要書類と上記の事業に関する企画提案書を、6月11日までに持参または郵送で提出する。4月28日に公表した募集要領などに関する質問を5月26日まで受け付ける。審査結果の通知は7月2日を予定している。

 水海道あすなろの里は、東京都心部から車で1時間程度の常総市南西部にある。菅生沼を中心とした里山エリアに位置し、約12万m2の敷地にロッジ棟とキャンプ場のほか、バーベキュー場、体験農園、テニスコートなどのスポーツ施設、宿泊棟、研修棟、大浴場などの施設が設置されている。

 今回、指定管理の対象となるのは、アウトドアエリアと呼ぶロッジ棟とキャンプ場の部分。面積はロッジ棟エリアが約2万0000m2、キャンプ場エリアが約2万3000m2で、合計約4万3000m2となる。エリア内には、12棟のロッジ、30区画のフリーテントサイト、管理棟などがある。

 指定管理者が担う事業は、ロッジ棟とキャンプ場の運営、広報、使用許可、料金収受、維持管理などで、指定管理期間は2022年4月から2032年3月末までの10年間。市から指定管理料は支払われず、管理費、人件費、事務経費などの施設の管理運営に関する経費は施設運営の収入で充当する。また、各年度の施設の利用料金収入のうち、定額(300万円)と申請者の提案による金額を市に還元するものとする。このほか、指定管理者は施設内で自主事業を行い、収入を得ることができる。

 市では施設の管理運営に関する提案のほか、アウトドアエリアに関する事業提案を求めている。提案は、水海道あすなろの里が将来にわたって親しまれる施設となるとともに、里山環境の機能や価値を最大限に活かしながら、都市と農村の交流を活発化し、新たな価値を創出するような内容を求める。

 水海道あすなろの里は、これまでにサウンディング型市場調査やトライアル・サウンディング(関連記事)などを行い、民間事業者からの意見を集めてきた。その結果、敷地全体の一括運営・管理ではなく、事業範囲をロッジ棟とキャンプ場に限定し、10年間という期間を設定して、まずは事業者を募集することにしたという。